読書・映画日記 - 2022年9-12月

📕兄の終い

著者:村井理子 出版:CCCメディアハウス(2022)
面白くて一気に読んでしまった。
近いけど遠い、嫌いだけど好き、許したいけど許せない。家族って……家族ってほんとうにねえ、もう、たまらない。
(2022年9月21日読了)

📕さようなら、男社会

著者:尹雄大 出版:亜紀書房(2020)
しんどいけどとても面白かった。戦後の男たちの攻撃性、支配性は実は戦争のPTSDだったのでは、と言う説が気になって読んだ。
戦争とまでは行かずとも、こういった「男は強くあるべき」的な体育会的価値観に、多くの男性はぺっちゃんこにされてるんだろうな…と納得。自分を大事に思えない人が他人を大事に重わるわけがないというね。
まあ、だからと言って女性が男性をケアする義理は微塵もないけどね(各々気付いて学べばいい)。
(2022年11月読了)

📕アダム・スミスの夕食を作ったのは誰か? これからの経済と女性の話

著者:カトリーン・マルサス 訳者:高橋璃子 出版:河出書房新社(2021)
めっっっっっちゃくちゃ面白かった。わたしたちは経済人として生きすぎなんや…。
性別とか関係なく広く読まれてほしい。
(2022年12月22日読了)
 

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