仕事の隙間に読み続けていた横山光輝版『三国志』全60巻読了。子供のころ、吉川英治版の三国志(文庫全8巻)を4巻まで読んで挫折した身としては、60巻まとめて読み切ったことに感無量。長かったー。

しかし、読破したとはいえ、悲しいかな顔も名前もメインキャラ以外ほぼ覚えられず、はっきり言って全体的にあんまりよく分からないまま終わってしまった…(情けない)。でも、理解してはいないんだけど、すごいざっくりな全体の流れと、一部の登場人物を把握した程度で、それなりに「面白かった」と思えるのが、横山三国志のすごいところ。

うん、面白かったですよ。本当に。

部下にするんなら趙雲だなとか、黄忠はじいさんだけど頼れるナイスガイだねとか、曹操って割と前線に出てて偉いぞとか、なんかこう、キャラを眺めて楽しんだだけな気もしますけども(そんな読み方だから、大筋とは関係ない仙人っぽい人の話とかばっかり印象に残ってる…。左慈とか于吉とか)。

まあ、真面目なことを言うならば、アレですね。諸行無常やなと思いました。あんなに頑張って作った蜀も、あんな後継しか残すことができずにアッサリなくなっちゃって。孔明、悔しかろうな。どんなに優秀でも、人に恵まれないと何も為せないし、なまじ何か出来ても、寿命には勝てないし。

あと、庶民から見たらとんでもない時代だなとも思いました。あんなに戦争ばっかやられちゃたまらんぞ!

これを読み切った今なら吉川英治も読めるかな…とも思うんですけど、うーん、まあ、とりあえず、先に読みたい本が山積みなんで、いつかそのうちに。

(……とか言ってると、読まないんだろうなあ、私ってやつは。)