ゼロ・グラビティ

翻訳
著者
原題
Gravity
★★★★★
出版社
公開/出版日
Dec 13, 2013
監督
アルフォンソ・キュアロン
Type
film
Date
Apr 23, 2021
映画館で見たら超怖かっただろうなと思う。宇宙という途方もない広さが舞台なのに、息苦しく狭い世界。出てくるのはほぼ二人だけ。
ストーン博士(サンドラ・ブロック)がひとりになって、無線が地上に偶然繋がってアニンガと話すところが泣けた。言葉が通じ合わずに犬の鳴き真似、赤子の泣き声だけがわずかに通じる。ある意味ノンバーバルなコミュニケーション。
アニンガが住んでるのはあったかい南の島の海辺なんじゃないかと勝手に想像してたんだけど、後々監督の息子が撮ったショートフィルムを観たらグリーンランドだった(ショートフィルムもなかなか感動的)。
じわじわと絶望してもう死ぬしかないとあきらめたストーンが、コワルスキーの幻を見たのち、腹をくくって生還すると決めてからが本当に格好良かった。
ダメダメだった序盤とは別人のような顔で大気圏に突入していき、着水し、溺れそうになりながら陸にたどり着き地面に立つ。ああ空気、地面、水、重力、素晴らしい。宇宙なんて大っ嫌い。ずっしりした自分の肉体の重たさよ!
すごい単純な筋書きなのに、人の成長になんの無理もなく、すごくおもしろかった。人が強くなっていく様をリアルタイムに見れたみたいな感動があった。
映画館で見たかった…!